ヴィレッヂヒノハラ（南秋川ゾーン）檜原村
作品名：地球コーヒー
参加型作品・インスタレーション
作品紹介
一杯のコーヒーは通常70粒のコーヒー豆からできています。この『地球コーヒー』は40ヶ国70地域のコーヒー豆を一粒ずつ使った特別なコーヒーです。
コーヒーは標高が高い場所で育つほど美味しくなると言われています。だからコーヒーは、世界中の1000mから2200mの高い高い山の上で育てられています。しかも普通の山よりも活火山で育てた方が美味しいコーヒーになるのだそうです。誰よりも空に近い場所で真っ赤な実をつけるコーヒーは、まるで小さな太陽のようです。世界中の山からコーヒーを一粒ずつ集めて一杯のコーヒーを作ったら、どんな味になるのでしょう？ 晴れた日に、太陽の下で、そんなコーヒーを飲んでみたいなと思って、このコーヒーを作りました。
今回は秋川の水を使って淹れています。この場所で混ざり合う地球の味を、ぜひ川に足を浸しながらお楽しみください。
Profile
ホンマエリとナブチのアートユニット。
さまざまな土地に滞在しながら、この世界を見つめ直し出会い直すための、詩的でユーモラスな作品を制作している。近年の主な展覧会に「六本木クロッシング2022：往来オーライ！」(森美術館 東京）、「現在地：未来の地図を描くために［1］」(金沢21世紀美術館 2019）、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知）などがある。